ストリートカフェトロフィーのち零戦

 

先日、ネットをふらふら浮遊していたら、面白そうなサイト(スノーボード関連)を発見しそこのコラムを読んだのだが、あまりの下品さ、過激さにこの私が顔をしかめてしまうほどの内容だった。

曰く、チ○コにパセリ挿して生け花!とか、うしろモッコリやりますと言ってパンツの中にウ○コするとか、そのパンツを振り回すとか、ブスは死ね!とか、昔の彼女が走る車の窓から尻を出してウ○コしたとか、同時に小さいほうも出てシートがビシャビシャになったとか、その間彼女は雄叫びを上げていたとか。ほとんど、と言うか完全に「ストリートカフェトロフィー、略してスカトロ」な世界だった。スノーボードの話題でここまで下品にできる著者に感銘を受けうえぇ気持ち悪いと思いつつも最後まで読んでしまいこみ上げる笑いが抑えきれなかった私の精神は大丈夫なのだろうかと夜眠れなくなってしまった今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。僕は元気です。

 

ここ最近、私は土日になるたびに一国へ赴きチョコチョコ書き直したカスタム図案を提出しているのだが、最近はそのバイクを何色に塗るか悩みに悩んでいる。

当初はカマキリをイメージしていたのだから緑だろうと図案を緑に塗ってみるのだが、どうもいただけない。何だかのっぺりしてしまうのだ。もう少し派手な色にしてみるかと橙色と黄色で塗ってみた。これは意外といけそうなのだが、このマシンのローンを完済する頃(ローン審査に通ればの話だが…)、私はもう30才をとうに過ぎている。こんな派手な色に乗っかったオヤジは見ているほうが辛いのではないかと思い、やめにする。

派手な色同士だからイカンのだと、今度はフレームは橙色で外装は黒にしてみた。おお、こいつはいいぞ。意気込んでウメシマ氏に見せると

「昔シェイキンが塗ったマシンとかぶってるよシェイキンレプリカだねこれは駄目だよやーいマネッコ」

と言われた。これは没である。人と同じモノが嫌い、要するにミーハーな私は「かぶってる」のが嫌いなのだ。持ち物とチンチンはかぶっていない事がとても重要なのだ。

その後もフレームが赤で外装は灰色とか、フレーム緑で外装黄色とか、いろいろ塗ってはみるものの、どうにも「ナイスですね〜」と言うようなイカすカラーが思い浮かばない。なかば諦めて、ウメシマ氏にカラーは適当に塗って、なんて言おうかなと考えていたある日、ふと私は思い立った。

 

「太平洋戦争時の大空の覇者、零式艦上戦闘機略して零戦と同じ色に塗ろう!」

と言うのも、坂井三郎氏の著作「大空のサムライ」を読んでとっても感銘を受けたからだ。この本は日中戦争〜太平洋戦争で64機の撃墜記録を持つ著者の空戦記なのだが、悲惨な戦争中でもユーモアを忘れず、今を精一杯生きる戦闘機乗り達が恐ろしくカッコイイ。この本に関して、この著者に関してもっといろいろ書きたいが長くなるからこの辺で止め。

よし、零戦カラーにしよう、いや絶対する!と心に決め、図案を塗る…事が出来ない。何せ本に載っている写真は全部白黒だから何色か分からないのだ。

しょうがないのでネットで零戦をキーに検索して、零戦レプリカの画像を入手。入手した画像は白が主体、黒が主体、緑が主体の3パターンで、私の中の零戦のイメージに最も近い緑に塗ってみる。

零戦のボディ下部の青味がかった白はフレームで表現しよう。ボディ上面の緑は外装。エンジン部分の黒は…フロントフェンダーからタンクの前部までを斜めの線で区切って、そこを黒くしよう。タンクの横には白い縁取り付きの日の丸。翼の正面部にある見方識別色の黄色はハンドル周りで表現するか。よーし、完成!

………うーん……正直あまりかっこよくない…やはり、戦闘機のカラーリングをバイクで表現するのは無理なのだろうか?形も全然違うし多分無理なのだろう。いや無理だよこれ。やーめた。

 

「憧れの零戦カラー」に塗る信念は案外あっさり崩れ去ってしまった。

そして、また降り出しに戻ってしまった。ああ、何色にしよう…誰かいい案ありませんか?