アメリカンフェスタ放浪記 〜V-ROD・XB9R試乗記〜

                                                                                              マッツー

曇り空の土曜になんとなく歩いて一国オートに赴いたところ、なんだかがらんとしている。アフガン(カスタム883の愛称。製作者は非常に嫌がっていたがいつのまにか定着)も無い。聞くと、東京スタジアム(の周り)で開催されているアメリカンフェスタとかいうハーレーのイベントに皆行ってるそうだ。そこではハーレーとBuellの新車に試乗できると聞いた私は暇だし行くことにした。

東京スタジアムに行くのは初めて。自他ともに認める方向音痴の私は行った事がない場所に向かうのはかなりの緊張を強いられる。道順を聞いたが、もうすでに記憶が怪しい。
どこで曲がるんだったかな…まあ、いいや。何とかなるさ…走る…走る…意外と遠い…まだ走る…間違えたかな…まだまだ走る…どうしよう…
不安指数が60%ほどになった時に発見。珍しく一度も迷わなかった。結構嬉しい。
タマル氏に電話し、場所を確認して会場へ…向かおうとしてバイクの鍵を持ってないことに気付く。面倒くさいし、エンジンかけられるやつぁいねえ(ハスクで行った…ハーレーのイベントなのに)だろうとも思ったが…不安なので取りに戻る。
再び会場へ。すると前からイカス髪色のお兄ちゃんが来る。マシンガントークでおなじみのミヤジマ氏だ。聞くと氏も鍵を抜き忘れて取りに行く途中らしい。同じ穴のムジナとか、類は友を呼ぶとかのことわざが頭に浮かぶ。
※MegaRideファンにはおなじみとなっているが、オトボケ隊の隊長がマッツーでマシンガン宮島は隊員である。これに最近VFRを購入したヒラハラが加わると最強のトリオになる。このトリオは誰も止めることは出来ない。

入り口のアンケートに答えてバンダナもらっていざ入場。
少し歩くとタマル氏が登場。入場が遅かったので迎えに来てくれたようだ。相変わらず面倒見がいい人です。でも、そこまで私は方向音痴と思われているのかな…とチョット悩む。

会場内には所狭しとバイクが並べてあった。フツーの新車/中古車が多い。バリバリのカスタム車は数えるほど。基本的には展示即売会のようなので、当り前か。
XB9R発見。初めて生で見る。あまり感動しない。なぜだろう…生でS1Wを見た時はおしっこ漏らしそうなぐらい感動したのにな。
顔つきは雑誌で見たイメージどおりでカッコイイ。でも、予想よりもボリュームがある。
隣にV-ROD。こちらは2回目。相変わらず寸詰まりでぬめってる。
ハーレーって前からマッチョなイメージだったけど、今回のは質が違う感じ。例えて言うと漁師や木こりからボディビルダーになったような…カッコイイんだけど。

一国のブースに辿り着く。かっこ悪いビニール製のジャンバーを着たマスターオブテクノロジーに迎えていただく。隣に居られる日本一のカタナライダーもかっこ悪いビニール製のジャンバーを着ている。よく周りを見てみると、スタッフと思しき人はみんなかっこ悪いジャンバーを着ている…ハーレーなんだから皮で作れとは言わないが、もうチョット何とかならないのだろうか。

皆さんと挨拶後、本日のメインディッシュである試乗に向かう。
意外と人がいない。やはりバイク人口は減ってるのかな、でもGakt(ヴィジュアル系ミュージシャン。念の為…)が新曲のプロモでドカに乗ってたし人気が出るかも…なんて事は一切考えず、空いてるラッキー、ぐらいの気持ちで並ぶ。

まずはV−ROD。
係りのおじ…お兄さんの説明を受け、跨ってみる。低い。膝にかなりの余裕がある。でもハンドルが遠い。ペダルも遠い。乗れないほどではないが。
心の中で呪文を唱えつつセルボタンを押す…「ぽちっとな」
とても静か。アクセルをあおってみると軽ーく回る。まるで国産だ…とかは思わない。だって私は国産のV2は2ストしか乗ったこと無いから。お店で試乗したことも無い。
今度乗せてください。一国オート様。
なれないフォワコンに戸惑いつつスタート。とても快適。アクセル一ひねりでいい勢いでダッシュする。普段、下のトルクがないバイクに乗ってるせいだろうが、低回転でも結構力があるように感じる。もうチョットいろいろ試したかったが、試乗コースが短かったため消化不良に終わる。ただ、フォワコンは怖い。ガリガリ擦る。もう、ガリガリ、ガリガーリ。

続いてXB9R−ファイアーボルト。
ホントは乗りたくなかったけど、タマル氏の強いススメで乗ってみる。
V-RODの時は貸出しヘルメットで乗ったが、おにぎりを4〜5個握れそうな程の塩(フケ)を頭にかけてる人を見かけてしまったため、自前オフメットで乗ることにする。
跨ってみる。ももの付け根がシートに当たって意外と足つきが悪い。ハンドルもチョット微妙な位置。
おなじみの空気が冷たくなる呪文を(心の中で)唱えながらエンジン始動…あれ?…あ、かかってる。スゲー静か。何じゃコリャ。(若干脚色入ってますが、それほど静かって事です)
走り出してアクセルを大きくひねる。…加速しない…うおっいきなり加速。4千回転超えたあたりでパワーが盛り上がるらしい。2ストみたいな奴だな。
旋回性能とかは解らず。ただ、アクセルを閉じたまま曲がろうとしたらいきなり倒れこんだ。こええ…(当り前だ:タマル氏談)。
チョットしか乗ってませんが全体的に私が思っていた通り、「普通」のバイクになってました。初めてBuellに乗ったときの衝撃はもう無いんでしょうね…悲しい。シクシク…

一国ブースへ戻り、本日のデザート「スポーツスター雑誌(仮名)」を見る。
うわさ通り、オレンジK氏の写真がある。予想より大きい。って言うかでかい、でかすぎ。そして確かに八重歯がチャーミング。なんだかこの頁だけ違う雑誌のようだ。
…なんて思ってるとご本人と腰痛番長氏が登場。オレンジK氏は何時会ってもニコヤカだ。初めて長野ツーリングへ行った時も気さくに喋って頂いた。雑誌の件をチョット揶揄してみる。はにかみつつもやはりニコヤカ。いい人です。
腰痛番長氏…なんだか目を合わせてもらえない。この間の飲み会(私が酔っぱらって暴走した。目下反省中)のせいだろうか…いや、気のせいだろう…多分…おそらく…そうだと良いな…そう思おう。

その後、バイクを眺めて回ったりクレープ食ったりミヤジマ氏がFXRの説明をシツコク受けたりトヨダ選手とお揃いの帽子を買ってこれで俺もレーサーだぜ!とか思わなかったりして帰途へ付く。
…が、ここでなんと道を間違える。何十回も走ってる道なのに…しかも間が悪いことに数少ない女友達からめずらしく電話が。運転中だから出れない…素早く出れたら何かあったかもしれないのに!…帰宅後電話してみるも何も起こらず。いや、期待なんてしてなかったヨ。ほんとサ!

…以上、オチがいまいちですが試乗記というか日記でした。長文お付き合いありがとうございました。