ツーリングレポート (富士山編)

日時:4/5 日曜日 午後3時出発
参加者:Harley Bandit

前日の土曜日、不幸は突然訪れた。Harleyのセル故障だ。セルボタンを押してもびくともしない。
時々かかることはあるが、とても不安定な状態だ。辛うじてエンジンがかかったので、バイク屋に
直行したが、エンジニアにも初体験で原因が予測できないとのことだった。とりあえず、入院させて、
ミッション系から検査をしてみるとのことだった。「これで週末はお終いだ」と思いながら、
代車のDAX70で家路についた。その日の夜は何故か、MOTO GUZZIの記事に目が行き、Harleyの限界か?
とも思った。明けて日曜日。ふて腐れて寝ていると、電話が鳴った。「原因を突き止め、完治しました」
とバイク屋の電話である。故障の原因は興奮のあまり忘れたが、とにかく治ったことは間違いなかった。
早速DAX70でバイク屋に向かい、愛しきSportsterを見た時は思わず目頭が熱くなるのを禁じ得なかった。
「これで、走れる」午後2:30頃、暖機運転を始めながら、Banditに電話をしたら、起きたところだと
いうことだ、Afternoon Touringに行こうと誘ったら、やはり答えは私を裏切らなかった。田園調布で待ち
合わせをし、コースを検討した結果、東名高速〜御殿場〜富士山〜河口湖〜中央高速と決定し早速走り出した。
環八は予想以上に混雑しており、東名入り口まですり抜けを余儀なくされた。Harleyの場合、すり抜けは意
外と簡単で排気音を認識したドライバーはスペースを空けてくれるが、Banditの場合は気付かれずにそのまま
停滞することが多い。今回もその差が出て、先頭を走るHarleyに道は開けるが、その後のBanditが来ると、
また狭めるという何とも皮肉な現象が起き、2台の差は広がる一方だった。環八の東名入り口を右折したとこ
ろでBanditを待つために煙草に火を付けたが、いくら待っても来ない。心配になり、Banditの携帯電話に連絡
を取ってみると何とBanditは中央高速入り口に居る、ということだった。ポカホンテスである。仕方なく、東
名の最初の港北PAで待ち合わせということになり、Harleyは怒涛の加速で瞬時に港北PAに到着してBanditを
待った。やや影が伸びてきた頃Banditが到着し、やっと出発となった。途中海老名SAで給油をしイチロ御殿場IC
に向った。大井松田を過ぎた当たりに長い直線のトンネルがあった。トンネルの中は比較的風が少ないので飛ばす
には格好のポイントとなる。アクセルを思いっきり開けるとHarleyは前輪を持ち上げそうになりながら、そして
爆音をトンネル内に轟かせて加速をし、途中、あまりの爆音にハンドルを取られるドライバーを確認しながら、
あっという間に180km/hに到達した。Banditはリミッターが付いているので(相手がGSX1100Rならば、とことん
200km/hオーバーまで頑張るが)、その辺でアクセルを戻しBnditが追いつくのを待った。御殿場ICに到着すると
やや肌寒いことに気が付いた。両方とも春先ファッションで軽装だった。勿論ジーンズの下は何もはいていなかっ
たのがその後の悲劇を呼ぶとはその時は少しも気付かなかった。国道138号線を山中湖に向って走行していると、
気持ちよさと寒さが微妙に混ざって複雑な心境になった。しかし逆光に映える富士山を見た時はお互い顔を見合わ
せて微笑んだ。(デジカメがあれば、、、)須走を過ぎ峠道に入ったら、寒さが更に増し、電光掲示板が6℃を示
すように、全身に震えが来た。まるで真冬だ。Harleyも本来は皮パンツなので何とも無い温度だが、この日ばかり
はジーパン一丁と完全に舐めてかかっていた。
何とか山中湖湖畔に辿り着き、セブンイレブンでコーヒーを飲んだが、一向に寒さは回復できない。この寒さを乗
り越えるには股引とセーターしかないと本能的にわかっていた。
引き続き河口湖ICに向って138号線を走っていると「洋服の青山」があったので、そこで予定通り股引とセーターを
買い着込んだ。
店内で着替えて外に出ると、暗くなり始めていたが、着込んだ我々は上機嫌で河口湖ICから中央高速に乗った。
大月JCTまでは心地よい夜風を浴びながら春を満喫して走ってきたが、そこからは渋滞は始まっていた。しかし
バイクは渋滞をもろともせず路肩を走行し、談合坂SAで遅い夕食を取った。PM7:00になっていた。
その後、八王子からは渋滞が解消され順調に高井戸ICを降りて、Banditは右に、Harleyは左にそれぞれ家路に
就いた。全走行220kmのアフタヌーン ツーリングだった。
これからはこのアフタヌーン ツーリングも増えそうだ。



フジイ編
1時過ぎに目が覚め、遅めの昼食を摂りまったりとしていると、携帯に電話が掛ってきた、表示されている番号を
見ると一迫さんからだった。
いつもならツーリングのお誘いのはずだがHARLEYが故障中でDAX70に乗っているはずである。
(まさか、DAX70でツーリングに行こうというつもりなのかな)とおそるおそる電話を取ると。
「フジイ、こんなに天気がいいのに家で何してるの!」といつもの口調でツーリングの誘いだ、HARLEYが
直ったらしい。

とりあえず家の近くのスカイラークまで来るということなので、あわてて風呂に入り軽装のままでかけてしまった。

これが、後で裏目に出る事も知らずに出発してしまった。

東名を通って御殿場でおり、山中湖に行って帰りは中央高速で帰ると一迫さんが言っていたらしいが、フジイには
中央高速で山中湖に行き御殿場から東名で帰ると聞こえていた。

すり抜けで一迫さんとはぐれてしまったが、高速の入り口で待っていると思い中央高速の入り口まで来た。
その時、電話が入り、東名の入り口までUターンすることとなってしまった。

教訓:人の話しはちゃんと聞くこと

結局、東名の港北PAで落ち合い御殿場へと向かった。
途中のトンネルで急にHARLEYの爆音がトンネル内に響き渡り、加速を始めた。

私もBANDITのギヤをすかさず4速まで落とした、とたんに回転は1万回転まで跳ね上がりHARLEYに負
けじと加速を開始した。

緩やかな上りだったので5速に入れたときの走行抵抗を考えると多少、パワーバンドを外れてもレッドゾーンぎり
ぎりの1万3千回転まで引っ張り5速でのパワーバンドに入る様に加速を続けた。
5速でも1万3千回転まで引っ張り6速に入れたときにはメーターは180kmを超えていた。
このままリミッターがかかるまでがんばろうと思ったが、HARLEYが加速を止めてしまいチャレンジは終了と
なった。

6速でもまだ加速を続けていたことと、上り坂でしかも特に伏せていない状態だったので、リミッターを解除すれ
ば平地では200kmぐらいは出そうだということが分かっただけでも収穫であった。

その後御殿場で高速をおり、山中湖へと向かう峠で気がついたが自分の限界の7〜8割ぐらいのスピードで走って
いるときのBANDITの挙動は非常に軽快でどんな体勢でコーナーに進入しても旋回性はニュートラルに近く、
また中〜低速からのピックアップがよいので、どんなスピード域でも楽しむことが出来た。
峠では400ネイキッド中最速(注)といわれていた理由が少しだけ分かった様な気がした。

その後については一迫さんが詳しく書いています。


(注)現在はハイパーVTECを搭載したCB400、SUZUKIのコーナリングマシンSV400という強力な
ライバルが登場しているので、400ネイキッド中最速の座は奪われているような気がするのは私だけでしょうか?
なんだか羨ましいような、妬ましいような・・・だんだん腹が立ってきたので悪口を一つ、ハイパーVTECは低速
時には2バルブ高速時には4バルブを使い分け、低速時のトルク特性と高速時のパワーを同時に実現し、しかも燃費
も優れているらしい。
SV400は400ccクラス最強のトルクをV−TWINのエンジンから絞り出し、しかもコーナリング性能が抜
群らしい・・・しまった、これではBANDITの立場が危ういではないか!
何とか優れていると思われる点を以下にかき出します。

BANDITが優れている理由その一
ハイパーVTECは2バルブ〜4バルブの切り替えなので、バルブタイミン
グを切り替えているBANDITの方がいい(ハズ)

BANDITが優れている理由その二
トルクが400cc最強でもシリンダーサイズが大きいV−TWINでは
BANDIT(4気筒)よりも高回転の切れがない(ハズ)