Hot Choco Cup 2

2003/7/4  FRI

主催者 ホットチョコレイト

■プロローグ

6月1日のTI英田での初レースから盛りのついた犬のようにサーキットを求めて彷徨い歩くMr.Mazyora 
前回の耐久レースでルマン式スタートを経験したが、スプリントレースの、あのシグナルをどうしても味わいたくて、思わず参加してしまった。
那須サーキットという小ぶりなサーキットでさり気ない草レースは、初参加には持ってこいだろうと思った。
他の仲間たちの参戦を期待していたが、平日ということもあり結局私と清水さん(HN:目玉親父)の2名の参加となった。
MPVへのマシンの出し入れは一人では出来ないので、今回特別にPIT CREWとして愛妻を連れての参加となったのである。
これがサンデーレースの正しい姿であろう。と回りから言われそう思った。
そのためにPLAINへ妻のPIT CREWウエアを買いに行ったり、一国からスペアパーツを借りたりの大忙しだった。
因みに妻のイニシャルはKで噂では銀座系なのでオレK・うなK・NHKに続いて「銀座のK」となりそうだ。

■当日朝

7時GATE OPENに向けて、4時ごろに家を出るときには横殴りの大雨だった。
これは東北道でも同じで、6時ごろまで続いた。
明るくなる頃には小降りになり、7時のGATE OPENの時には完全に雨は上がって、日が差していた。
前日にBBSに掲示したデジ・テル(デジタル・テルテル坊主)の効果であろう。
または、清水さんのKTM DUKEを見てみると、旧式テルテル坊主がバイクにぶら下がっていた。
これの効果かもしれない。主催者のellieさんも強烈な晴れ女ということだった。それらの相乗効果もあってか、降水確率60%を見事覆したのである。

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PITは比較的空いていたので、私と清水さんは二人でPITを占有できた。
自慢の工具やケミカル系のスプレー、そして携行管など、装備は本格的なレーサーだが、使用したのは携行管だけだったのが悲しいところである。

 

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清水さんの「目玉親父」というハンドルネームはフロントパネルでも強調されている。

 

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我々の他にも、きれいな青いXJR1300の女性ライダーや、往年のGPライダー・木下恵二氏が乗ってたという市販ワークスレーサー RS500も参加していた。

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■予選

午前中は2回の予選が10分ずつあり、午後の決勝のグリットを決める。
さらに、速い人から15名はスーパーポールに出場できる。
あらかじめ自分の好きなCDを用意して一人で3周ほど走れるのだ。(これをスーパーポールって言うらしい)
私は論外なので当然のことながら何の準備もしていなかったが、清水さんはなにやら用意していたらしい。(噂モード)
そんなことで予選は始まった。

1本目なのでのんびりとコースを確かめるように走っていたが、いろいろなライダーが絡みだすと思わず開けてしまう。
後半には全力走行になっていた。

PIT CREWの手元の時計では55秒台。
「何だ? 全然駄目ジャン」
二本目は気合を入れて臨んだ。
開始早々ツバメ返しで清水さん(KTM 640 DUKE)がコースアウトしている。
エンストしてしまったそうだ。

気合は入れたつもりが結果は43台中、TOPは「まこっち」選手の0’44.382
清水選手 0’53.201で31位
Mazyora 0’54.048で37位

この予選タイムでクラス分けがなされる。
1〜14位  Specialクラス(最速クラス)
15〜28位    HOTクラス(中速クラス)
29〜43位  CHOCOクラス(素人クラス)

我々は残念ながらCHOCOクラスでの決勝ということになった。
「どうせチョコなら、表彰台目指しましょう !  清水さん」
と、決勝前までは私は元気いっぱいだった。
なぜならば CHOCOクラスの1位は0’53.073で自分とはちょうど1秒差である。
1秒と言えば、一開けでしょう!?と一人で盛り上がっていた。

 

予選の後にスーパーポールが行われた。
最初にスタートしたZX12Rは「きよしのズンドコ節」をテーマソングとして走っていたが、何かいい感じだった。
他にもマジンガーZのテーマソングやジャイアンのテーマソングなどいろいろあったが、ツイストの「あんたのバラード」を選曲した人はセンスがいいと感じた。
曲の流れとエキゾーストノートが異様にマッチしていた。
♪あんたに〜 (ぷうぉ〜ん) あげ〜た〜 (ぷうぉ〜ん) 

てな感じで良かった。
私と清水さんは、やっぱりローズマリーバトラーの「汚れた英雄のテーマ」だなっていうことで意見が合った。

♪ダダダ ダダダ ダダダ ダダダ ジャンジャンジャンジャン

ダダダ ダダダ ダダダ ダダダ ジャンジャンジャンジャン

I can see you ・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんな感じで走れたら理想的だ。
スーパーポールで、この感動を味わうには49秒台前半が欲しいところだが、来年の課題としよう。

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さすがは、栃木県。
サルがバイクのったり、会場をうろついたりしている。

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■決勝 第一ヒート

CHOCOクラスの決勝グリットには以下のような順番だった。

D/SS9000ie
H/CB750
KTM/DUKE(清水さん)
Y/NSR50
Y/SR500
S/GSXR750
a/RS250
Y/TZR250R
BUELL/XB9S
Y/YZF1000
H/RVF400R
ジレラサトルノ
D/748SP
H/NC30
D/900SL

このメンバーならスタートダッシュで上位をうかがえるかも?
と思いながら、サイティングラップを終えて、スタートに備えた。
赤いシグナルが消えたらスタートと聞いていたが、まさに今赤いシグナルが点灯している。
「これだ! これがスタートの醍醐味なのだ。」
待ちに待った瞬間なのである。

とか何とか感動していると、赤いシグナルは以外にすぐに消えた。
予選3番手、フロントローの清水さんが勢い良くスタートする。
「始まったの?」
とワンテンポ遅れてBUELLが爆音を上げる。
爆音が治まり、第一コーナーを立ち上がる時には4番手になっていた。
清水さんは2番手。
「よし、ワンツーフィニッシュの準備は出来たな。」
早々とそんなことを考えていたら、Y/YZF1000に直線で差された。
「XB9Sはコーナーリングマシンなので、YZFごときはコーナーで差してやる」
と気合は十分だったが、なかなか追いつけない。追いついても差せない。
同じようなタイムで力が均衡していることで、面白いほど差せない。
そんなことをしているとヘヤピンのインで立て続けに差されて結果7位。
14台中7位ではどうにもならない。(BESTタイムは0’54.232で予選より悪い。
清水さんはTOPを奪い、いつものように淡々と走り後続を離していく、楽勝な展開に見えたが、なんと周回数を間違えて、勝ったと思い、観客に手を振ってFINAL LAPを走り、そのままPITに入ってしまった。
つまり、10周走っていなかった。
幻の優勝となった。結果14位。

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PICT0032.JPG (11218 バイト) 周回カウント間違いで幻の優勝となった直後の清水さん

 

 

■決勝第二ヒート

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第一ヒートの順位がグリットとなる為、今回は7番グリット。
ジレラやNSR50やSR500が回りに居る。
スタートでは一気に先頭集団に踊り出ることだけを考えていた。
最後尾には清水さんが虎視眈々と狙ってた。

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スタート!!!

今回もまずまずのスタート。と思った瞬間ポールシッターのD/Ss9000ieと誰かが接触し転倒した。
私の目の前でである。
「駄目だ ! 轢いてしまいそう!」
と観念したが、運良く転倒したバイクとライダーの間のスペースに入り込めたのでこの危機を脱した。
気持ちを入れ替えて第一コーナーを目指すと、前には清水さんが居た。
「もう来たの?」
混乱に乗じて最後尾から一気に巻くって来たのである。

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私は3位で1周を回ってきたが、次々と微妙な抜かれ方をする。
タイム差がほとんど無いので、筑波サーキットのように速いバイクにぶっちぎられるのではなく、微妙に抜かれるのである。
時にはヘヤピンのINに強引に入ってきたり、第一コーナーで強引に突っ込んだり、、、。
こうでもしなければなかなか抜くチャンスは無い。判っているのに自分には出来ない弱さが露呈した。
そうやって、私は結局抜かれてしまい。
5位に終わった。
自己BESTの0’52.744をマークしたが、何か物足りなさを感じていた。
この物足りなさに、銀座のKは軽く私に対して言い放った。
「あなた カーブが遅いわね。 ブレーキかけすぎなんじゃないの?」
さらに続く
「直線で抜くのはバイクの性能差でしょう? カーブこそが技術なんじゃないの? あなたには技術が足りないわね」
さらに続く
「何か ビクビク走ってる感じに見えたわ」
カーブという表現が素人っぽかったが、厳しい意見だった。
涙をこらえながらこの意見を聞き、バイクを片付けた。
来年は、違うPIT CREWを連れて来ようとこの時心に誓った。

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CHOCOクラスの表彰式で清水さんにメダルを渡しているのがMrs.Mazyoraである。
表彰式での女手が足りないと言うことで、レースクイーン(?)に抜擢され、プレゼンターをやっていた。

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最後のじゃんけん大会では、主催者の美女ellieさんを相手に夫婦力を合わせてたくさんの賞品を獲得できた。
中でも、1名限定の日本酒「美酒 一献」を勝ち取ったのはMrs.Mazyoraだった。
「美酒 一献」とはどこかのサイトで名にこだわらず、場所やデータにもとらわれずに、味だけを求めて厳選した日本酒として随時紹介しているもので、今回私がいただいたお酒は 「阿蘇の酒 霊山」であった。

家に着いて、この美酒に酔いしれて疲れを癒そうとしたがすぐに寝てしまった。

主催者のellieさん、お疲れ様でした。
来年も参加しようと思いますのでよろしくお願いいたします。

おわり