2003 MFJ Offroad Bike Games

開催日:2003年5月18日(日)
場所:日晃スポーツランド

今年で2回目を向かえるMFJ Offroad Bike Gamesは、昨年のFISCOから会場を変えて、宇都宮の日晃スポーツランドで行われた。
昨年参加して、このイベントの楽しさを知っているメンバーは一日千秋の思いで待ちわびていたイベントである。
昨年のエンデューロチャンプはマッツー。エンデューロで勝つものが「エライ」という一国峠伝統の言い伝えにより、マッツーの立場は急上昇した。
一方、総合4位で一国峠内では総合優勝だったアポロン様は「トータルバランスこそ男のロマン」と言ってはばからない。
それを聞いてきた私と石田氏は完全優勝こそが、真の一国峠のチャンピオンだ!!とばかりに燃えていた。
今回出場する一国峠のメンバーは以下のとおりである。

■アポロン青山(昨年総合1位 エンデューロ4位)
相変わらずの「そのまま仕様」。特に手は加えない。しかもフロントはオンロードよりのふざけたタイヤのままだ。
トータルバランスの良さで、今年も総合上位を狙っている。

■Mazyora(昨年総合2位 エンデューロ3位)
昨年はTT250R Raidでの参戦だったが、今年はLANZAに乗り換えてエンデューロ・総合ともに一国峠内でのTOPを目指していたが、足の故障であえなくリタイヤ。総監督に就任する。

■石田会長(昨年総合3位 エンデューロ2位)
昨年の結果に一番不満を残していた。今年こそはリベンジと、何かバイクをバラしてはコソコソとメンテしている。

■マッツー(昨年総合失格 エンデューロ1位)
エンデューロ命! V2を目指し、完璧なマシンを作り上げた。
ProSkillのチャンバー&サイレンサー、エンデューロタイヤ、ハンドルなど、、。

■えれっく齋藤(昨年総合4位 エンデューロ4位)
今年は初参加者が多いので、素人には負けられない。
昨年はXRバハのキックで死にかけたが、ディグリーに替えて参戦。

■宮島(昨年総合5位 エンデューロ5位)
昨年は、CRMを借りて参戦。小さな体でCRMをキックするのは容易ではなかったようだ。
その教訓を生かして、今年はSerowを購入して確実に感想を目指す。
また、プチ・エンデューロ では危うくマロン平原に刺されそうになったので、最低でもマロンよりも上位で終えたい。

■長谷川(初参加)
「OFFROADの心得あり」という看板で長谷川氏は急遽LANZAを購入しての参戦。
その力は未知数だが、大きくはない。

■くれ〜じ(初参加)
ONROADでは敵無しでも、OFFではそう簡単にはいかないようだ。
昨年応援に来て、その面白さのトルコいやトリコになったくれ〜じもKDXで参戦予定だったが、廃車となったためRMXを購入しての初参加。「バイクなんてONもOFFも一緒でしょ! 要は(アクセルを)開ければ良いんでしょ!」と鼻息は荒い。

■ちょうなん(初参加)
RMX使いのダークホース。実力者として初参加で一国峠の頭を狙う。

■マロン平原
BAJAから足つきの良いディグリーに乗り換えてからは徐々に腕を上げている。
かつては多摩川の砂地を走れなかったが、前回のプチ・エンデューロ では宮島氏に迫る実績を残した。
「打倒! 宮島」で万年最下位を脱出できるか?

■タカハシ
10年前まではDT200で遊んでいたダークホース。
その当時は、私よりも上手かったので、久しぶりとは言え、一国峠内では上位を狙えると思い、私の代役に指名。

 

会場が宇都宮で受け付け開始が7:00、このパターンは前泊コースである。
土曜の夕方に一国でバイクなどを積み込み、その足で宇都宮に向かった。
宇都宮市街地にある「健康ランド南大門」に到着したのが11時頃。
早速天然温泉で体を癒し、生ビールで心を癒した。

翌朝は5時にロビー集合となっていたが、集まりが悪い。
片っ端から携帯電話で起こしまわったが、長谷川氏だけが反応が無かった。
宮島・長南2名の特別捜索隊を急遽結成して館内の捜索にあたったが、至る所に寝ている人が居て、タオルケットを頭からかぶって寝ている人も少なくない。
捜索は難航した。
宮島・長南特別捜索隊をもってしても発見できないとなれば、奥の手を使うしかない。
秘密兵器の「マロン平原」に捜索を命じた。
彼は、ねずみ科に属する夜行性の動物でるという、昔のレポートを思い出し、人間には無い別の触覚で長谷川氏を探してみようとしたのだ。
このねらいは的中し、マロンは長谷川氏を嗅ぎ当てた。
予定より30分遅れで健康ランドを出発し、買出し会場に向かった。


会場にはアポロン様+マッツーの朝出発組がすでに到着して場所を確保していた。
早速バイクを降ろし、スタンドを外し、準備に取り掛かった。

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ライダーズミーティングも終わり、いよいよメイン競技である90分エンデューロ のスタートである。
マーシャルカーが1周はゆっくりと走行し、その後にローリングスタートとなる。
ということは、前に居た方が有利であるのもかかわらず、最前列に陣取ったのはマッツーだけだった。
他のメンバーは2列目や3列目にいる。
ローリングスタートと共に、マッツーは飛び出して2番手で第一コーナーへ進入していった。
「奴は本気だな」
他のメンバーはのんびりと集団の後ろの方にたむろしていた。
1周が3〜4分のこのコースは一部がモトクロスコースでほとんどが林間のコースだった。
練習走行で試走した人は口々に「狭い」とか「獣道」とかそのコースをなじっていたが、富士山の獣道で鍛錬を積んだベテラン勢には有利に思えた。
最初の1周目、マッツーが3位で戻って来た。
「これは表彰台か?」
この先90分もあるので、そうは思わなかった。
それに続いて、

8位石田会長

16位長谷川氏

18位えれっく齋藤

21位宮島氏

25位くれ〜じ

27位アポロン様

30位タカハシ

32位マロン平原

33位長南

2周目が終わったときにはマッツーは16位まで順位を落として、それに代わるように石田会長が6位に上がっていた。
こんな感じで時間が流れていたが、くれ〜じの姿が森の中に消えていた。
一向に戻ってこない。
そんな時、石田会長が一瞬PITの私のところに来て、
「くれ〜じ号が森の中でかぶったらしく、エンジンがかからないので、プラグを持っていって、、。」
と告げて去っていった。
足の不自由な私には到底どうしようもないので、しばらくはくれ〜じにキックの練習をしてもらうことにした。
そんな彼がキックの練習を終えて戻ってきたのが13分後だった。
全身汗びっしょりという感じで、給水を求めた。
そんことをしているうちに、石田会長が順位を下げ、2番手のマッツーが迫ってきていた。
11周目ではついにマッツーが石田会長を捕らえ、13位に浮上した。
後方からはアポロン・長南両名が序々に順位を上げてきている。
くれ〜じは給水を済ませ、小休止後コースに復帰して行ったが、また森の中でキックの練習を余儀なくされたようで、返ってこなかった。
今度帰ってきたのが、20分後だった。
最初の練習よりも長い森だったようだ。
淡々と時間は経過し、残り時間も30分を切ったあたりから動きがあった。
一国峠内でTOPのマッツーは20周目で痛恨の転倒をして6分近い時間をこの周回に費やし18位まで順位を下げてしまった。
その結果、石田氏にTOPを明渡し、アポロン様にも先に行かれてしまった。
さらにマッツーは23周目でも転倒をして長南君にも抜けれてしまった。チャート見てもわかるように、マッツーは自滅していった。

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第二グループも劇的な幕切れが待っていた。
終始、エレック齋藤の背後に付いていた宮島氏が21周目にえれっくを抜いた。
23周目にはえれっくが抜き返すも、彼らの最終ラップである24周目で再び宮島氏が抜き返してチェッカーとなっていた。

ブラックホースとして私の代わりに出場したタカハシは14周目のガス欠で順位を大きく落とした。
長谷川氏も数回のPITが響いて、7位と振るわなかった。

今回のエンデューロ で感心したのがマロン平原である。
一人ではまともに、オフロードも走れなかったのに、前回の相模川・多摩川プチエンデューロ そして自力での練習の成果もあって、90分走りきった。
一度もPITに入らずに走りきったのである。
これには、さすがの私も感服させられた。
宮島氏も、師匠と仰ぐえれっく齋藤を超えた。
この二人には特別賞を与えたい。

さて、そんな感じで自滅のマッツーは4位となり、念願のエンデューロ CHAMPは石田氏が獲得した。
今回はLAPタイムも計測されていたが、石田会長は一国峠内でのBestLAPもたたき出しており、完全なエンデューロ CHAMPとなった。
2位はアポロン様。着実に周回を重ねた結果である。
3位は最後方から追い上げた長南君が、最後に自滅していったマッツーをかわして滑り込んだ。
以下
4位マッツー
5位宮島
6位えれっく齋藤
7位長谷川
8位タカハシ
9位マロン平原
10位くれ〜じ
であった。

次にレーサークラスの90分エンデューロにエントリーしていたが、さすがにクタクタらしく全員が棄権した。
昼食後は午後の競技が待っている。
ダートモーグルとしう小さなモトクロスコースのLAPタイムを競う競技と、チャレンジトライアルという路面のでこぼこな細い道を上ったり下ったりする、トライアルの簡易版で、これらの2つの競技の順位と午前中に開催された90分エンデューロの順位が 加算されて少ない方から総合順位が決まる。
15時ごろにすべての競技が終了し、主催者側ですべてを集計しないと順位はわからない。
ドロだらけの装備やバイクを掃除しながら表彰式を待った。

表彰式ではまず、各部門の入賞者が表彰された。

チャレンジトライアル部門で石田会長が2位に入っていた。
トロフィーと賞品を手にして表彰台に上がった石田会長は満面の笑みで喜んでいた。


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次に我々に贈られた賞が「特別賞」
今回の参加人数約50名に対し、一国峠で10名。実に20%も占める参加率に対して贈られた。
これにもトロフィーと賞品がついていた。
因みに隣の女の子は11歳のライダーで同じく特別賞を与えられた。
彼女は総合順位でも34位で35位えれっく齋藤・36位タカハシ・37位くれ〜じ・38位マロン平原よりも上位だったことは紛れも無い事実である。

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さらに表彰は続く、競技前に自分の総合順位を予測するというのがあって、見事的中した人には記念品が与えられるというものである。
受賞者は3名した。
ひとりは、予想順位1位で見事に総合優勝を獲得した某氏。
もう一人は、予想で「ビリ」を的中させたマロン平原。首にタオルをかけて山下清気取りである。
この二人はそれほど驚く予想ではなかったが、最後の一人はブービーを見事に的中させたくれ〜じである。
これを予想して的中させるのはまさに神業である。
ONROAD KINGはこういう形で意地を見せた。

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終わってみて、昨年以上に過酷なレースだったようだが、やはりレースはOFFもONも何でもそうだが、見ているよりやる方が楽しいに決まっている。
今年は、エンデューロと総合そしてベストLAPとすべてのジャンルにおいて、石田会長が圧勝した。
一国峠内では完全優勝である。この実績は次回開催されるまで有効となる。
次回は、万全の体制で復活をして、「KING of 一国峠」の称号を手に入れたい。
夏頃にはタマル氏も横浜に返ってきて、OFFロード熱はさらに高まることが予想されるが、バイクっていう代物はどうしようもなく困ったおもちゃなのである。

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■オマケ画像

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■データ

エンデューロ アドベンチャーA  Result

エンデューロ アドベンチャーA  Lap Chart

ダートモーグル Result  訂正版

チャレンジトライアル Result  

総合結果  訂正版

Offroad Bike Gamesの主催者 Big CrewのHP

主催者の写真集

主催者の写真集から一国峠のメンバーを抜粋した写真集

 

 

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