2002/10/27

秋の最後のツーリング「網代・川忠」

 

筑波選手権を観戦し、すっきりしないままサーキットを後にした私と腰痛番長は、この憂さを晴らすためにお約束のニュートンに向かった。
帰りの車の中でのプロ野球・日本シリーズ第1戦でのGIANTSの華麗なる試合を見ながら、くれ〜じ・えれっくと現地で合流し、最近ツキをなくしている我々の祈祷の儀式という意味も含めて、護摩を焚く代わりに、塩ハラミに替えての寄り合いとなった。
いつものようにバイク談議に花が咲き、いよいよ終盤の飯物のオーダーが迫ってきたこと頃、くれ〜じがぽろっ言った。
「明日は走りて〜な〜」
それを聞いて、即座に反応したのはえれっく齋藤だった。
「いいっすね〜 どっち方面行きます?」
それに、腰痛番長が加わった。
「海老名で9時頃だな」
そのトントン拍子の会話を聞きながら、私は心なしか顔を伏せていた。
妻子持ちが土日の連荘で遊んでいる訳には行かない。
これには参加できそうもない。
そう思いながら、よそ見をしていたら、えれっく齋藤からツッコミが入った。
「Mazyoraさんも当然来ますよね〜」
私は答えた。
「なんとも言えないけど、行けたら行くよ」
しかし、心に中では
「行けるわけ無いジャン」
と思っていた。

 

翌朝は快晴に恵まれ、前日(土曜日)の雨が嘘のようにさわやかな天気だった。
7時に目を覚ましたが、前日の筑波観戦がハードだった為、まだ眠り足りない。
もう一度、眠りについたが、8時には目を覚ましてしまった。
相変わらずの好天に体が疼き出した。
「網代の大エビフライか〜」
そうつぶやきながらGパンを履き、
「もうすぐ冬になると、寒くて快適なバイクでの走行が出来なくなるな〜」
「今日が最後の快適ツーリングかも知れないな〜」
とか何とか理由を付けて、強引に
「では、今日は行かなければならない」
という結論を出した。
寂しがる子供の泣き声を、バンス&ハインズの爆音で掻き消して、海老名へ向かって出発した。
最近は東名に向かう時によく通るのは環状2号線-保土ヶ谷バイパス-横浜ICのコースである。
新しく出来た新横浜から先のコースはなかなか気に入ってる。
予想以上の天気と気温にすっかりと盛り上がり、あっという間に海老名SAで到着してしまった。
そこには、えれっく齋藤の純白のソフテイルが大型用の駐車スペースを一台で独占しており、誇らしげであった。
えれっくは来る途中、ジェントルマン豊田氏に声をかけていないことが気になっていたと言い出した。
「じゃ〜 電話すればいいじゃん」
そう言うと、おもむろに携帯電話を取り出して、昨夜急遽決まったこの集いのことを告げた。
すると、何とジェントルマンはこれからすぐに向かうとのことだった。
さすがに驚いたえれっくは、さらに目を細めて微笑んでいた。
その感動的なPLAIN系のチームワークにちょっぴり嫉妬した私は、一国系の若頭を務めるマシンガン・宮島に電話をした。
「宮島君 元気? 今海老名に集まってるんだけど、何分で来れる?」
「出た〜 強引ですね〜 すぐ出ます。」
彼は見事に期待に応えた。
さすがのレスポンスに私のキャブと交換したいくらいだった。

その後、くれ〜じそして腰痛番長も到着して突然参加決定のジェントルマンとマシンガンを待つことにした。
今日のコースの打ち合わせをしながら待つこと30分くらいでマシンガンは到着し、やや遅れてジェントルマンも到着した。

海老名からは小田原厚木道路で二宮まで行き、そこから1号線経由で西湘バイパスに入り、西湘PAで休憩した。
時間は11時近くなっていた。
軽いコーヒーブレイク後、西湘バイパスを石橋まで行き、旧真鶴道路を走ったときに最初の盛り上がりがあった。
道が曲がりくねって、空き出すとケツ持ちのくれ〜じが激しく先頭に踊り出て、あの狭い旧道を爆進して行った。
海沿いの信号で、隣に並んだマシンガン・宮島は大声で、「かっこいい〜」とくれ〜じを褒め称えた。
誉め上手の本領発揮だ。くれ〜じも気分が悪い訳が無い。
海沿いの国道を網代まではしり、今日の目的地のお店「川忠」に到着した。

大海老フライは無かったが、ここの名物の川忠定食を頼んでみると、
お刺身(鯵のたたき・マグロ・タイ・〆サバ)
つぶ貝の焼き物
茶碗蒸
塩辛
渡りカニの味噌汁
お新香
ご飯
というようなフルコースだった。
これで2100円はかなりお特である。
さらに、この店はくれ〜じの馴染みの店ということもあり、和菓子とコーヒーがサービスで運ばれてきた。
一同満足の豪華昼食であった。
このまま、1時間ほど横になって眠ることができれば、天国だろうと思った。

昼食後は峠タイムである。
協議の結果、あまり有名ではない山伏峠を上ることにした。
異常に細い民家の間を上っていくと、だんだん開けていく、そして頂上付近で伊豆スカイラインに出れるのである。
このコースはアポロン様が好んで使う道なので、覚えていた。
伊豆スカイラインも快晴に恵まれ、珍しく富士山もくっきりと見ることが出来た。
次に休憩した大観山は少し寒かったが、天気は最高だった。
こんなに天気がいいのに、この気温では11月に入ったら、すっかり冬状態であろう。
Tシャツに皮ジャンでは肌寒かった。

箱根新道を下りて、小田原厚木-東名海老名SAについたときには16:00になっていた。
この日は何処も彼処も空いていた。
この海老名SAの夕方はいつもは混雑しているのに、ガラガラだった。
最後の世間話を終え16:30、ここで解散となった。

 

今回、デジカメを購入し、写真を撮り捲っていたくれ〜じと腰痛番長から写真が届き次第掲載します。