R20指定(20歳未満の方はご遠慮ください)
開催日:2001/4/14.15
目的地:伊東
参加者:CLUB PLAINのみなさん
クラブ・プレインとは2000年12月30日に発足した異業種交流会のような集いである。異業種といっても、それぞれが何をしているのかは不明で、ただハーレーが好きで、横浜の港北ニュータウンにあるハーレーの正規代理店の「PLAIN」のお客さんの集まりである。
本来、私は関係者外なのだが、何故か参加している。
そんなことで、MegaRideとは別のツーリングだが、ツーリングはツーリングなので、レポートする。
AM9:00海老名SAで集合するために、ドンキホーテで衝動買いしたカストロールのガソリン添加剤をぶち込み、何人集まるか?どこに泊まるか?も知らされずにとりあえず待ち合わせ場所に向かった。うわさでは、ハーレーの大名行列組と走り屋組に分かれて走ると聞いていたので、今日はフルフェイスで望むことにした。同じ理由で真澄ちゃんもFXRではなく、Buellでの参加を宣言していた。
到着してみると、そこそこ人が集まっていて、残りの一人を待っていた。川崎在住のPLAIN切り込み隊長、またの名を、筑波のMr.ヘヤピン。関口さんである。なんでも、8:40頃、幹事のサイトウ氏宛に連絡があり、命の次に大事なものを忘れたので一旦戻って行くから遅れるという連絡があった。
命の次に大事なもの?
待つ間、みんなで推理して楽しんでいた。
1.ヘルメット
2.免許証
3.バイク
4.タイヤ
でも何かわからなかった。
足柄SAへ移動し、フランクさんやチャコさんなんかと合流し、さらに関口さんを待った。ここで、HOG(ハーレーオーナーズグループ)の旗とともに記念撮影をした。何でも今回参加してくれた女性(TT250R=トラッカー仕様)はHOGのスタッフで、この撮影を目的に来ていたということだった。
それでも、関口氏はまだこないので、「沼津で待つ」という伝言を残し、先に進んだ。
次の集合地点の沼津ICに向かうときにMazyoraに悲劇がおとずれた。
いつものように真澄ちゃんと勢い良く高速走行を続けていたときである。この日は風が強く、SuperMazyora1200Rではさすがに厳しく、180km/hが限界で歯を食いしばって真澄ちゃんとサイトウ君の後を走行していた。その時、「ぶわぁ〜っと!」タンクバックが飛んでいってしまった。高速走行だったので、アクセルを戻したが、タンクバックは遥か後方に置きざられてしまった。今までこんなことはなかったが、180km/hの風圧と強風の影響、そしてマグネットの劣化などが原因と考えられる。
「Uターンすべきか? いや こんなところでは無理だ」
「停まって、歩いてとりに行くか? いや もう遥か後方だ」
「あきらめて、捨てていくか? いや 携帯電話・デジカメ・高速券・ハイカ・・・捨てるわけにはいかない。」
「よし、次のIC(裾野IC)でUターンして御殿場まで戻り、また下り車線に入って拾ってこよう」
そう決めて、裾野ICに向かった。他のメンバーは心配してるだろうけど、携帯電話が無いので連絡しようが無い。
裾野ICに着くと、スクーターが転倒しておりパトカーが止まっていた。
「何と言う不運だ!」
仕方なくおまわりさんに事情を説明し、Uターンして上り車線で御殿場を目指した。
上り車線走行中、落下した地点(88kmポスト付近)を上り車線からチェックしながら走っていると、黒い小ぶりのタンクバックを発見した。運良く路肩にあった。もしこれが走行車線にあったら、すべては粉々に破壊されるだろう。本当に良かった。
御殿場でUターンし、88kmポストに向かってダッシュした。
その時、バックに入っているデジカメや携帯電話は壊れてるんではなかろうか?などと考えながら現場に到着した。すると、携帯電話の液晶は通常どおり動作していたので一安心して、沼津にむかった。
沼津ICに到着すると、料金所の渋滞で車が並んでいた。Mazyoraは急いでいるので路肩から追い抜いて行くと、見覚えのあるシルバーFXDLで悠然と並んでいる人を見つけた。バットマンめがねを見て、関口氏であると確信した。先のほうから手を振るとセキグチ氏は気づいて来てくれた。
「何とか間に合った」なんとなく安心した。
突然消えた小生を心配して他のメンバーはセブンイレブンで待っていた。
その節は大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
やっと全員揃い、国道136号線で修善寺方面へ向かった。
この辺りの国道1号そして国道136号は、期待を裏切ることなく混んでいる。すり抜けの連続だ。大仁から左に折れると車が少なくなり、県道19(大仁伊東線)で亀石峠から伊豆スカイラインの冷川を目指した。
冷川IC手前の「峠の茶屋」が本日の昼食場所となり、そこまでの約10kmが本日始めての「攻め」の時間となった。第一ヒートの始まりである。
やはりいつものように最初に飛び出すMazyoraに対し、ハンディスタートをきる、フジワラ氏(なぜがTT250Rに乗り換えている)と真澄ちゃんという構造でレース(?)はスタートした。
こういう峠道で行く手をさえぎる四輪車を我々は「周回遅れ」と呼んでいる。
その周回遅れを順調にパスし、単独首位のMazyora選手。しかしその座はTTRで踊るようにコーナーリングをするフジワラ氏があっという間に抜かして行った。FXDXの時よりも軽快に踊っていた。
いつもなら、ぶっちぎった後、しばらくすると先で蛇行運転したり手離しをしながらノロノロ運転をして待っていてくれるのだが、一生懸命追いかけても一向に姿が見えない。よほど楽しくぶっ飛んでるのだろう!そんなことしているうちに、今度は背後から真澄ちゃんが迫ってきた。
「峠の茶屋」まで残り3kmとなったあたりで、周回遅れが増えてきたので、ペースを上げることが出来ずにいた。すると、前方から勢いの良いオフ車がやってきた。フジワラ氏がいつのまにかUターンして正面から勢い良くすれ違った。その走りは、まるで狂気の沙汰である。
峠の茶屋に着くと、真澄ちゃんもUターンして行った。
真澄ちゃんはフジワラ氏を「クレージー・フジワラ」と呼ぶが、私に言わせれば「クレージー・ブラザーズ」である。
「峠の茶屋」ではいつも以上に混雑しており、駐車場には停める場所が無かった。
仕方なく路肩に停め、昼食となった。
この店の自慢である、自然薯やソバを食べ、しばし寛ぎ、冷川ICに向かった。
中伊豆バイパスを経由し一碧湖に向かったが、一碧湖の駐車場は狭く、17台のハーレーを納める場所はなかった。
仕方なく、早めではあるが、今日の宿「ラビエ 川良」に向かった。
宿は数年前に改築したと言うだけあって綺麗な建物だった。
風呂も広く、ゆっくりと疲れを癒すことができた。
そして、風呂上りのビールはいつもながら至福の時である。
PM6:00の宴会では、昨年末のようなコンパニオンは居なかったのでやや静かな宴会となった。しかし、この日44歳の誕生日を迎えたプレインの三浦代表のために、幹事がケーキを調達して誕生会を企画していたことはなかなかの演出だった。
今回の幹事は、おなじみのシイノ氏とサイトウ氏のゴールデンコンビである。私は昨年のブルースカイヘブンでの料理の腕前や年末の旅行などこの両名には感謝することが多い。
宴会が終わり、我々は二次会の作戦を練った。
この宿を抑えてくれた、幹事のシイノさんが宿のスタッフからお薦めのナイトスポットを聞きだし、明朗会計でスナックを紹介してもらった。
なんでも、「ナイトクラブ」は外人ホステスが多く値段も高いので、日本人の女性が居る「スナック」がお薦めということで、それに従った。
表に出ると、その店のママさんが迎えに来てくれた。
そのママを見たとき、「怪しい!」そう思ったのは私だけではなかったはずである。
宿から徒歩で2分ほどで、その「スナック」はある。あえて名前は伏せるが、この店に行ったのは、私・Mちゃん(本人の希望によりイニシャルで表示します)・サイトウ氏(幹事)・てっちゃん(プレイン)そして幹事兼伊豆の夜の帝王・シイノ氏である。
お店に入った瞬間、「しまった。やられた!」と思った。
ママ以外にホステスが2名、そのホステス達はどう見ても日本人ではなかった。
一人はドラえもん風、そしてもう一人はマントヒヒを思わせる容姿だった。
「シイノさん。さっきの話と違うじゃないですか?」
しかし、後の祭である。
そして最初にホステスが一言「おぎゃくさん達(外国人訛り) 地元ですか?」
お揃いの浴衣で着ている我々が地元のはずなど無いのに、ホステスはすっとぼけたことを言った。
わざと言ってるのか?マニュアルなのか? 不明のまま、時間が過ぎていった。
乗り乗りのその異国人(ドラえもんの方)はMちゃんに目をつけ、隣にピッタリと張り付き、手は太ももに、、、。
Mちゃんは浴衣をめくられ太ももを爪でさりげなく摩られてる。
Mちゃんは「そういうのが一番感じるんですけど」
と言って、否定か肯定かわからない発言をしていると、彼女の手は、いつも間にか、トランクスの中に伸びている。
Mちゃんは満面の笑みで
Mちゃん 「すいません。直に触ってるんですけど、、、。」
とわざと自慢気に報告すると、
ホステス 「ふだりだけの 秘密だがら しゃべっちゃダメでしょう」
と、怒られていた。完全に主導権を奪われたMちゃんはなされるがままだった。
そんなやり取りをしながらでも、しっかりとホステスは真澄ちゃんのバンス&ハインズ(単気筒)を握っていた。それも直に。人差し指と親指で摘むように。
Mちゃんはいじられながらオハコの「くちなしの花」を歌っていた。Mちゃんにとっては最高のひと時だったに違いない。
そして、Mちゃんは「さすがの俺も そんなにされたら立っちゃうよ!」
ホステス「ダイジョーブ 最後まで面倒みるから」
なんと言う会話であろう。異国人は本気で言っていた。
Mちゃんも真剣に「お持ち帰り」を考えていた。
すべてMちゃんのための2次会だったが、回りの我々も大爆笑で楽しいひと時を過ごすことができた。
終わってみると、良いお店だった。しかし、てっちゃんはオヤジたちの下品な遊びに狼狽していたようだった。
夜もふけ、お店を後にして外に出たが、Mちゃんは出てこない。よっぽど気に入ったのであろう。
宿に戻ると、笑い疲れた私は睡魔に襲われそのまま起きることはなかった。
Mちゃんは悶々として夜ばいにでも出かけたに違いない。
翌朝、AM8:00に朝食とり、AM9:30頃出発した。
一旦、海岸線の135号線を下田方面に向かい、サボテン公園付近から大室山横を抜けて伊豆スカイラインに入った。
次の集合地点は24km先の亀石峠。
本日のレースはこの24kmだ。
いつものように、飛び出すMazyoraを今回は早々と真澄ちゃんが追い抜いて行き消えていった。やはり一人旅となり、周回遅れをパスしながら自分なりに「攻め」て走行していると、CBRがのんびりと走っているのが見えた。そのCBRをパスすると、それに刺激されたのか、後をついて来た。つかず離れず。
必死で引き離そうとするが、CBRを離すことは出来ず、いつもバックミラーに映っていた。そのシールドには(見えはしないが)笑顔が隠れているようだった。
しばらく、そんなことをしていると、後方から数台のライトを確認した。いつのまにか、渋滞の先頭を走るライダーとなってしまったようだ。そして右のコーナーリングをセンターラインよりにふんばっている時、ドバドバと右側からさしてくるライダーが居た。
私がセンターライン寄りに右コーナーを走っているので、その右側ということは反対車線である。しかもそのライダーはコーナーリングの途中で左手を上げて(お先です!の)合図しながら追い抜いていった。期待通りのめちゃくちゃな走りのクレイジー・フジワラである。
そしてそれに続いてGPZが追走して行った。あとから聞いたことだが、このGPZを追い上げ追い抜いたら、今度は逆に追われる立場になり、その逃げているときに私達に出会ったと言うことだった。
すると、これまで背後に居たCBRもいとも簡単に立ち上がりで私を追い抜いていった。
「なんだ、これまでは付き合いだったのか! ちぇ!」
と、やや腐りかけたMazyoraだったが、
広いハンドルと、前にあるステップのため、両足は開いている状態でFXDXに乗り、GPZとCBRの追撃をかわして進んでいくクレージー・フジワラの姿はとても「粋」に見えた。
少しでも追いつこうと私も頑張って走っていると、GPZは途中で止まっており、CBRも車の群れにまぎれていた。もちろんFXDXの姿は無い。
亀石峠での休憩時に聞くと、その後FXDXフジワラはBUELLの真澄ちゃんに追いつき、一緒に亀石峠に到着したということだった。
これで第二ヒートが終了した。風はやや強かったが最高の天気でのレースだった。
小休止のあと、一行は十国峠から箱根新道に入り、小田原市内を抜けて、曽我にある「鳥ぎん」で遅めの昼食をとった。
この店はシイノ氏の兄上が経営しているお店で、釜飯と串焼きが自慢のお店だった。
「鳥玉釜飯」「塩手羽先」そしてデザートの「ぜんざい」どれもが絶品で店内のあちこちから
「う〜ん。うまい!」という声が聞こえてきた。
まるで宴会のようにビールをのみ、散々食べてそのまま眠りたいような気分だった。
このお店のチェーン店が横浜・桜木町のワシントンホテルにあると聞き、近々行こうと心に誓った。それほどおいしかった。
曽我からは10分ほどで東名・大井松田ICである。日曜日のお約束の渋滞すり抜けを厚木付近まで行い、海老名SAで最後の休憩をとり解散となった。
この週末は最高で天気で、これからのバイクシーズンへの突入を感じさせた良いツーリングだった。