TR000527
開催日:2000/5/27
目的地:富士山一周&どうし道
参加者:FXDXアオキ・デスペラフジイ・CBトクムラ・Mr.Majzora
前日、携帯電話に伝言が入っていた。
「アオキです。バイクを取りに行くのが遅れて、明日朝、バイクを取りに行くので大幅に遅れます」
適当に伝言やメールで声をかけた為、朝7:00の海老名SAには顔見知りがなかった。
「今回は初の一人ぼっちツーリングか?」
などと考えていると、デスペラフジイがやってきた。最近は完璧な出席率である。
フジイは朝一番でこう言った。
「僕は矢島さんとは違い、本気のライダーですから、、」
「ましてや、社長が来るのなら、男として絶対ズラセませんよ」
そんなことをしていると、真っ赤なCB1300がミニカウルを纏い颯爽と登場した。
初参加になるトクムラ氏である。
トクムラ氏とはフェリーで知り合った。(TR0429参照)
確か、前日E-MAILで簡単にツーリング案内を出しただけなのに、参加していただいた。
まったくもって、バイクキチガイがまた一人増えた。
感謝に感謝である。また、丁寧にもZRX1100オクサンからも不参加との伝言が残されていた。
そんなことで、天気の悪そうな、伊豆方面は避けて、「富士山一週コース&どうし道」に決定し、御殿場IC目指して、海老名SAを後にした。
このコースは昨年夏にも走ったコースである(TR0822参照)
御殿場ICには第一出口と第二出口がある。第一出口は国道138号に出るメインの出口だが、混む。空いている第二出口に向かい県道401から御殿場市街を目指し、国道246左折、最初の信号を右折して、県道23号を富士山スカイライン目指して走る。
滝が原駐屯地を抜けて、富士山に向かうまっすぐな道はガラガラに空いている。昨年来た時もそうだった。
富士山スカイラインは標高1400〜1500m付近を等高線に沿って走るコースで、ここもガラ空きである。
しかし、気温は13℃しかなく、夏服のライダーには寒さが身にしみる。久しぶりに冬のツーリングを思い出した。
水ヶ塚PAで休憩した時に、トクムラ氏のCB1300 with BABYFACEを貸してもらった。
□□□□□試乗インプレッション CB1300 SuperFour編□□□□□
跨いで見ると、比較的コンパクトで軽い。これで1300あるのかと思うほどである。
アクセルを吹かしてみると、BABYFACEのブォーンという小気味の良い乾いたサウンドが印象的だった。
そしていざ走ってみると、さすがに1300ccのビッグトルクがスムーズに引っ張ってくれる。
嫌味のない完成されたオートバイを感じた。
当クラブメンバーの所有するGSX1100RやFZR1000のような爆発的なところもなく、まさに大人のマシンを感じさせた。
「吹っ飛んで行くような暴力的なバイクは小僧に任せておけ」CB1300は私にそう言った。
話し込んでいると時間を費やしてしまったため、出発しようかと思ったら、デスペラフジイがわがままを言い出した。
「腹が減って、死にそうです」
彼の要求はいつも生死の狭間にいるようなのが特徴だが、今回もそうである。
ドライブインに入ってみると、てんぷらソバが¥800もする、観光地特有のボッタクリ店である。フジイもそれを察して、安いたこ焼きでその場をしのいだ。
その時、携帯電話が鳴った。FXDXアオキである。今川口にいて、どこかで合流できないか?という用件だった。
我々は富士山を左回りして道の駅鳴沢の温泉(TR0822参照)に行く予定だったので、そこで、風呂に入ってゆっくり待つことにした。
富士山スカイラインの終点から、県道72号(富士白糸滝公園線)に入り、白糸の滝方面に向かって走った。
昨年はその先は国道139号線で朝霧高原・上九一色村を通ったが、今回はとっておきの開拓農道と呼ばれる県道71号線を走行した。
人穴から富士宮鳴沢線に入るこの県道71号線はライダーの為のコースである。
自称「雨男」のトクムラ氏の影響で、淀んだ曇り空と時折ポツポツと雨が降ってくるような天気だったが、道としては完璧である。
MEGARIDEお勧めコース BEST3にはランクされるだけある。
特に後半の青木ヶ原樹海を抜ける景色は何とも言えない神秘的な雰囲気を漂わせている。
139号線に合流するところは、田貫湖・本栖湖・精進湖をジャンプし西湖付近である。
合流後1kmで道の駅「なるさわ」の温泉「ゆらり」に到着した。
入浴料¥1200を払い、8種類もの温泉で楽しみ、ここで昼食をとった。
昼食後はお約束の昼寝タイム。FXDXが来るまで約1時間と計算し眠りに入った。
1時間して目が覚めると、トクムラ氏はまだ寝ていたので、タバコを吸うために喫煙所に向かおうとするが、ライターが無い。フジイにやられた。しかも喫煙所にもいない。
ふてくされて館内を歩いていると、別の座敷からフジイが起きて来た。
とりあえず、ベランダに出て、アオキ氏の到着を待つもののなかなか来ない。そのうち、また、黒い雲がやってきて、細かい雨を降らし始めた。
「やばい」
トクムラ氏を起こして急遽出発となった。
アオキ氏の携帯には、河口湖ICで待つように伝言を残し出発した。
最初の信号で止まっていると、ドバドバとV-TWINサウンドとともにアオキ氏がやってきた。すかさず、Uターンの指示を出し、雲から逃げるために河口湖・山中湖方面に向かった。FXDXアオキにしてみれば、やっと追いついて、温泉で一服と思っていただろう。
しかし、Uターンさせられて、また走らなくてはならない。
リーダーとして、メンバーの安全を守るためには、時には鬼のような決断をしなければならない。
天気次第では河口湖から一気に中央高速で東京へ帰ることも視野に入れて走った。
河口湖まで来ると、雨は上がり、気温が上がってきた。
しかも、東方向は明るかったので、そのまま国道138号線(旧鎌倉往還)に入り、山中湖に向かった。
この山中湖までの138号はいつも混んでいる。反対車線を強引に行かないと時間がかかる。
山中湖は空いていそうな北側から周り、道志みちに入った。
道の駅「どうし」で休憩していると、またもやパラパラと雨雲が追いかけてきた。
道志村では初めてカッパタイムが設けられ、雨具を持っている人は着込むほど雨が降ってきた。
しかし、10分ほどで雨は上がり、車の流れに合わせてタラタラとそして延々と相模湖までは走りつづけた。やはり、道志みちは下りが良いようだ!夕方の上りは車も多く、相模湖付近も結構混んでいる。
相模湖から中央高速で八王子の先にある石川PAまで一気に駆け抜けた。
石川PAで休憩していると、雨雲はさらに発達して、トクムラ氏を追いかけてきた。
タバコを1-2本吹かしてすぐ出発となり、雨の中の解散となった。
トクムラ氏と雨と私は調布ICの出口まで一緒に走りそこで別れた。
すると、雨雲もトクムラ氏と一緒に消え、横浜までは雨に降られること無く到着した。